こんにちは!タケウチです。
記念すべきYouTube動画の1本目を公開しました。
これまでセミナーでお伝えしてきたことを3本の動画にまとめた、その一つ目のお話です。通常の外国語学習者と本物バイリンガルとでは、頭の中での言語処理がどう違うのか、スライドを用いて分かりやすくお伝えしています。
この動画の中で「本物バイリンガル」と僕が呼んでいるものは、言語学では均衡バイリンガル(balanced bilingual)という名称があります。通常、ネイティブスピーカーのようにスラスラ話せるようになりたいと思った時にイメージするのはこのタイプのバイリンガル話者ではないかなと思います。一方、通常の外国語学習者、第二言語を少しでも(仮にたどたどしくても)話せる、話せないこともない、という人は偏重バイリンガル (dominant bilingual/unbalanced bilingual) と呼ばれ、実はれっきとしたバイリンガルです。ですし、僕もちょっとでも話せる人はみんなバイリンガルだと思っているのですが、いろんな方の英語や外国語学習にまつわるお悩みを聞いていてどうやらその考えは一般的な認識とはズレているのかもしれない。
ですが、均衡バイリンガルと偏重バイリンガルの間には大きな壁というか違いがあるのは確かなので、今回、動画の中ではその違いをお伝えしていくにあたり、分かりやすさ重視であえて「本物バイリンガル」と「通常の外国語学習者」という表現で呼び分けています。具体的にどのような違いがあるのか、ぜひ、動画を観てみてくださいね。
応援しています!